高齢者向けの自転車開発中
2010/09/27 高齢者の不安を解消するための機能を盛り込んだ「高齢者向け自転車」の開発・普及を進めるため、昨年、自転車産業振興協会が公募を始めた。メーカー5社がつくった試作車は三輪車タイプや足が地面に着きやすい低床設計など。試乗会で利用者の声を反映させ、製品化につなげる考えだ。
ブリヂストンサイクルの「高齢者が安心して乗れる自転車ATS-20(仮称)」は一定以上のふらつきやスピードを感知すると「ふらついています」「スピードが出すぎています」と警告音声を発する。視力の低下で道路とペダルの色が見分けにくいことを想定し、踏み外さないようにペダルの色は白黒にした。(略)一方、重大な事故を防ごうと高齢者向けに帽子感覚のヘルメットを開発したのは愛知県半田市の半田警察署。自動車用金型などを製造する和光技術工業と組み、色とりどりの野球帽型で普段着に合うファッション性を工夫した。
自転車死亡事故の高齢者比率が昨年、9割以上と高かった栃木県は、高齢者の着用モニターを募り、無料でヘルメットを配布している。昨年と今年、1000個ずつ配った。
日本経済新聞2010年9月13日夕刊〜あしたスコープ「高齢者向け自転車」〜より紹介しました











