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60歳以上のドライバーの運転意識

全国35道府県知事でつくる「高齢者にやさしい自動車開発推進知事連合」は、60歳以上のドライバーへのアンケート調査の結果をまとめた。「夜間や降雨時の運転は気になる」という回答が80%を超えるなどほとんどが身体能力への不安を自覚。その一方で約半数が「可能な限り運転を続けたい」と生涯ドライバーであることを希望していた。
 全国規模で高齢者らを対象に運転実態を調査したのは例がないという。知事連合は、調査結果をもとに2010年度中に高齢者が運転しやすい車のコンセプトをまとめ、自動車メーカーに実用化を提案する。調査は35道府県の老人クラブなどの協力で実施し、3313サンプルを集計。回答者の98.8%が60〜89歳、性別は男性77%、女性23%。
 最近運転していて気になることとして、大半のドライバーが「夜間や降雨時に周囲が見にくい」(84%)、「夜間の対向車のライトがまぶしい」(81%)と感じていた。「バックする際、体や首を回して後方を見るのがつらい」(42%)との回答も目立った。視力低下や体の柔軟性の低下など身体能力の衰えを自覚しているためか、夜間運転や高速道路運転を「ほとんどしない」がともに45%を超えた。運転頻度は「ほとんど毎日」(62%)が最多、2番目が「週に3、4回」(25%)で、車の利用は活発。1回あたりの運転距離は「10キロ程度」(31%)、「20キロ程度」(21%)の順だった。何歳まで運転を続けたいかでは、「運転できる限りずっと」と回答した人が49%で最も多かった。08年の国内男性の平均寿命は79.29歳だが、「80〜89歳」も27%いた。

日本経済新聞2010年2月15日夕刊〜60歳以上のドライバー「夜間や雨不安」8割超〜より紹介しました

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