福祉タクシーの需要が高まる
高齢者や身体障害者を乗せる福祉タクシーの配車を手がけるウィルは、事業規模を拡大する。加盟する福祉車両台数を2年以内に3倍に増やすほか、コールセンターの人員を拡充する。高齢者の増加に伴い、病院の送り迎えなど福祉輸送の需要が高まっていると判断、車両数を増やして顧客獲得につなげる。
福祉タクシーは車いす用のリフトやストレッチャーの保管場所を備える専用車を使った予約制の輸送サービス。一般的なタクシーと同様に法人と個人がある。ウィルは個人事業者向けに配車や営業代行を手がけている。現在は東京や千葉、神奈川など関東を中心に180事業者が参加、それぞれ独自に車両を使いサービスを提供している。さらに首都圏を中心に加盟を呼びかけ、2年以内に加盟台数を500台に拡大する。コールセンターの担当者も8人から12人に増やし、病院や個人客からの問い合わせにきめ細かく対応する。(略)
新規顧客の獲得も進めている。このほど首都圏で午後6時〜午前5時の夜間受け付けを始めた。例えば救急車で病院に搬送された人が、夜に自宅に帰るといった使い方ができる。旅行需要も開拓する。JTBが主催する一部の高齢者向けツアーで自宅から集合場所までの輸送を始めた。
日経産業新聞2010年6月11日〜福祉タクシー配車のウィル 加盟車両2年で500台に〜より紹介しました








